2018/10/18

アルピニスト栗城史多さんが教えてくれたこと

 
アルピニスト栗城史多さんが教えてくれたこと

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資産50億の成功者に弟子入りし、スピリチュアルな世界にも精通したからこそ伝えられる「お金の幸せエネルギー解放プログラム」を提供している。 ⇒詳しいプロフィールはこちら

池田たかゆき

池田たかゆきです。

先日、

アルピニストの栗木史多さんが、

エベレストで亡くなったと

お知らせを頂きました。

彼は、6大陸の最高峰の山に、

無酸素登頂をするという偉業をなしとげた方。

その後は「冒険の共有」として、

登山の風景を動画で配信したり、

カンブリア宮殿に出演されたり、

年間80本のセミナーをするなど、

本当に多くの方に、

勇気を与え続けている方でした。

彼とは、とあるツアーで一緒になり、

年齢が近いことから、

色々とお話を聞かせて頂く機会があったのですが、

そのとき、彼はすでに、

凍傷で手の指を9本失くしている状態でした。

でも、指のないグローブのような手のひらを見せながら、

「これ、最近女子高生に、かわいいって言われるんだよね♪」

なんて、おちゃめなことを言ってました。

とても礼儀正しい方でしたが、

1本筋は通っていて、

瞳の奥には、なんともいえない深い感じと、

子供のような無邪気さを持った、

少年のような方でした。

そんな彼が教えてくれたこと。

それは、

山では、「ポジティブシンキング」は

絶対にダメだよということ。

登山では、登頂まで

あと100mというところでも、

天候や体調が悪くなると、

「降りる」という選択を

しなくてはいけない。

ここまで登って来るには、

日本のスポンサー、

トレーニングチーム、

現地スタッフ、

登山チームなどなど、

「たくさんの人やお金」が

関わっていて、

その期待を一身に背負って、

自分が登頂を目指している。

「その重み」と、

「自分の命」を、

天秤にかけなくてはいけないのだと。

こんなときに、

してはいけないのが、

「登頂への執着」と、

「ポジティブシンキング」だそうだ。

登頂に執着してしまうと、

絶対に判断を誤る。

まずは、登頂に対する

執着を無くすことが大変だそうだ。

そして、冷静に判断すること。

そもそも、山に登っているときの、

精神状態は、異常になるらしいので、

ハイテンションになりやすい。

だから「絶対にしてはいけない」のが、

ポジティブシンキング。

「大丈夫、何とかなる」

というのが、何よりダメ。

常に最悪の出来事を想定しつつ、

そこへの対処法を考える。

これを冷静にやらないと、

死んでしまうからね。

山で大事なのは、

イメージ力です。

だから、

登頂まで残り100mでという場面で、

泣く泣く、降りたことが何度もあります。

「大事なのは、ネガティブシンキングですよ~

ハハハハハ~」

と笑っていた。

そのとき彼は、

笑っていたけど、

彼の言葉は

何よりも重かった。

最近、流行りの「ポジティブシンキング」

これ、間違えて使ったらいかんってことですね。

「常に最悪の出来事を想定しつつ、

最高の結果が出るように対策をする。」

これが、本当のポジティブシンキングです。

悪いことが起きても、

良かった、良かった!っていうのが、

ポジティブシンキングじゃない。

彼は、そういうことを、

実体験の中から語ってくれた。

このときの話が、とても心に響いた。

実体験を伴うと言葉は深くなり、

言葉の意味は、意味を変える。

僕のつたない表現力では、

あまりお伝えできないのが残念です。

でもね、

この言葉が、

また誰かの気づきになればいいなと思って、

ご紹介させて頂きました。

こちらのメッセージを

僕なりの追悼と変えさせて頂きます。

栗木さんのご冥福を

心よりお祈り申し上げます。

どうか安らかにお眠りください。

池田たかゆき

 

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